花森のこどもたち

ごあいさつ

本園の教育目標である、「自由と友愛の幸福感を持つ人となる土台を育む」ために、 人柄の根が育つ幼児期に思いを寄せることはとても大切です。

それが拙速に目に見える花を咲かせることばかりに心を奪われていると、その子は 長じてどんなに恵まれた環境や名声を手にしても、もはや真の自由を得ることは出来ず、 肥大した自尊心に苦しみ続けることになるでしょう。

あるいは、人生の目的が他者との優劣にとどまると、その浅薄な価値観は生涯の孤独を 生むことになるでしょう。

わたくしどもの園が主眼とする、四季折々の自然の中での、受け身ではない「自らに 由る遊び」や「体験」は、こどもが自ずとその諸感を使い、情報を選び取り、遊びを 楽しむためのルールや表現を主体的に生み出そうとします。これこそ、こども自身が伸び ようとする力「自己教育力」です。わたくしどもは、こどもたちのこの力を信頼して います。

ですからこどもの周りにいる大人の責任は重大です。幼児期のこどもには、こどもを あるがままに理解する人々に囲まれて、人間が生まれながらに持っている、愛されたい、 認められたい、役に立ちたいという基本的な欲求が生活(遊び)の中で、充分に満たされ ていくことがふさわしいのです。

こどもの「自己教育力」が尊重されて、仲間と共に自然界のあらゆるものの恩恵を感じ ながら遊び尽くすことによってのみ 自らを信頼し、他者の存在を理解し、尊敬し、共生 していこうとする力を深部に宿した人間に成長すると考えます。

この園は、お母さんたちが作った草奔出所のようちえんであり、また園児に限らず、 ご縁のある人たちが年齢を超えて、生涯育ち合うところです。

わたくしどもは、今日の遊びが、こどもたちが大人になっていく過程で経験するで あろう、様々な困難を乗り越える力の源となり、やがてこのこどもたちが地球の礎となる 日につながっていることを楽しみに想像しながら、日々こどもたちを迎えています。

代表 葭田あき子

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大切にしていること(教育について)

■教育の理念
いろんな命との共生  自然の中で自ら伸びるこども  諸感と意感を磨く

■教育目標
自然の中で季節の移ろいを体全体で感じる事によって、心身を鍛え、仲間との遊びの中で、豊かな感性と表現を身につけることによって、自由を発見し、友愛の幸福感を もつ人間としての土台を育む。

 

花の森こども園のフィールド ムクゲ自然公園

花の森こども園は、美しい花々と緑豊かな自然にあふれる「ムクゲ自然公園」を主な活動場所としています。

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これまでのあゆみ

2008.1.6 「こども達がこどもらしくあるために・・・」 思いのある数名で集まり、最初の話し合いを持つ。 「自主運営のようちえん」を始めるために場所の候補を検討
1.12 話し合い・・・年間予定と場所の候補地を絞込み
1.20 二つの候補地を見学
1.26 話し合い、候補地の検討
2.2 場所を「ムクゲ自然公園」に決定する
2.11 話し合いとムクゲ自然公園の見学
2.16 話し合い、立ち上げのための準備に入る
2.24 打ち合わせ、パンフレット準備
2.25 パンフ打ち合わせ
2.26 園名「花の森こども園」に決定
2.29 パンフレット完成、電話番号決まる
3.4 元食堂「山ねこ亭」の掃除開始(窓拭き、網戸洗い)
3.8、9 お掃除
3.11、12 お掃除
3.18 外壁の水洗い、靴箱サイズ確認
3.19 外壁のペンキ塗り
3.23、27 打ち合わせ
4.5~7 お花見兼打ち合わせ
4.10 開園式
2009.5 森のようちえん国際フォーラムin韓国に招致される
2010.4 特定非営利活動法人の認証を得る

ある日の一日

9:30 ●登園  お支度をとく  自らに由る遊び  いきものがかり(年長)
10:30 ●朝のあつまり  ごあいさつ、歌、お話、詩 等
●自らに由る遊び又は課題活動  課題活動は1週間~1ヵ月の範囲で計画しており、こども達への導入準備、天候、山の様子(動植物の様子)により適切な時期に行われる。
11:30 ●片付け、昼食準備 ●昼食、片付け、歯磨き ●お絵かき
12:30 ●自らに由る遊び又は課題活動
14:40 ●帰りのあつまり  片付け、帰りのお支度、歌、お話、ゲーム 等
15:00 ●降園

 

同じ釜の日

毎週木曜日に「同じ釜の日」を設けています。

ようちえんは、おさなごの集団生活の場でありますから、お互いの存在がそれぞれの自己の成長にかかせません。

そこで、助け合って食事を作り、刃物の扱いや、生きて行くために必要な生活活動や習慣を取り入れることを目的としております。

こども達は、水曜日にお弁当の他に、お家からひとつずつ野菜を持ち寄り、同じ釜の籠にいれます。季節柄同じ野菜がたくさん集まることもありますが、それはそれで、 楽しい献立が生まれます。

その日のお当番が玄米を研ぎ、(お米は、こどもたちが田植えをし、稲刈りをした お米を食べています。)野菜を切りたいこどもは、野菜を切って仕込みをします。

木曜日は、ご飯の炊けるにおいや、汁物のできるにおいを感じながら、そろそろ ご飯かなぁと遊べる日です。

最初のご飯や汁物の配膳は年長さんの役割です。 玄米ご飯は、お茶碗によそって食べてもいいし、おむすびにしたい子は、自分で むすびます。 こどもたちは、粗食で野菜たっぷりの食事を食べること食べること。

「あっ!これ、うちでもってきたえのきだ」「これおれが切った、じゃがいもだで」 云々。

御代わりは自由ですが、順番に並んで、食べきれる量を自分でよそいます。お鍋の ふたをあけて、手にお汁がかからないように、お玉を使ってよそいます。 こぼさないように静々と運ぶ子、待ちきれなくて、お口で吸いながら歩く子、いろんな段階がありますが、私共はあせりません。

食べ終わったら、下げ膳盆の中に、お碗とお皿を片付けます。 ほとんど、残飯は出ませんが、どうしても残ったものは、チャボに食べてもらいます。

この子らが大きくなって、いつか「同じ釜の飯を食う」という言葉と再び出会った時に親しみのある実感がよみがえるだろうと思っています。

 

月ごとの生活のテーマ

園の教育理念、教育目標達成のために、月ごとにメインテーマを決めています。 これに幼稚園指導要領に盛り込まれた5領域(人間関係、健康、環境、言葉、表現)      の視点を もって、具体的な指導内容を計画しています。

4月 出会い5月 土と新緑(地)6月 雨を楽しむ(水)7月 太陽(星)8月 ~夏休み~

9月 からだ

10月 みのり11月 紅葉(火) 12月 感謝1月 伝承(風)2月 ひだまり、氷

3月 芽吹き(巣立ち)

四季の予定と遊び

4月:入園式 5月:母の日、親子遠足、田植え
6月:父の日 7月:七夕
8月:野外活動 9月:稲刈り
10月:うんどう会、収穫祭 11月:わくわく秋まつり
12月:クリスマス会 1月:おもちつき
2月:豆まき、味噌づくり 3月:ひなまつり、卒園式

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