同じ釜の日

毎週木曜日に「同じ釜の日」を設けています。

ようちえんは、おさなごの集団生活の場でありますから、お互いの存在がそれぞれの自己の成長にかかせません。

そこで、助け合って食事を作り、刃物の扱いや、生きて行くために必要な生活活動や習慣を取り入れることを目的としております。

kama1こども達は、水曜日にお弁当の他に、お家からひとつずつ野菜を持ち寄り、同じ釜の籠にいれます。季節柄同じ野菜がたくさん集まることもありますが、それはそれで、 楽しい献立が生まれます。

その日のお当番が玄米を研ぎ、(お米は、こどもたちが田植えをし、稲刈りをした お米を食べています。)野菜を切りたいこどもは、野菜を切って仕込みをします。

木曜日は、ご飯の炊けるにおいや、汁物のできるにおいを感じながら、そろそろ ご飯かなぁと遊べる日です。

kama2最初のご飯や汁物の配膳は年長さんの役割です。 玄米ご飯は、お茶碗によそって食べてもいいし、おむすびにしたい子は、自分で むすびます。 こどもたちは、粗食で野菜たっぷりの食事を食べること食べること。

「あっ!これ、うちでもってきたえのきだ」「これおれが切った、じゃがいもだで」 云々。

御代わりは自由ですが、順番に並んで、食べきれる量を自分でよそいます。お鍋の ふたをあけて、手にお汁がかからないように、お玉を使ってよそいます。 こぼさないように静々と運ぶ子、待ちきれなくて、お口で吸いながら歩く子、いろんな段階がありますが、私共はあせりません。

食べ終わったら、下げ膳盆の中に、お碗とお皿を片付けます。 ほとんど、残飯は出ませんが、どうしても残ったものは、チャボに食べてもらいます。

この子らが大きくなって、いつか「同じ釜の飯を食う」という言葉と再び出会った時に親しみのある実感がよみがえるだろうと思っています。